初めの19歩目 45歩早仕掛 対四間飛車
初遭遇か、54歩型四間飛車
69金型45歩早仕掛を試す
▲46歩△同銀▲45歩△同銀がテーマ図
△同銀以外は先手良し(らしい)
図は都合につき先後逆
候補手
1.▲同桂
2.▲33角成~▲88角
アプリ「振り飛車の定跡」様では、1.▲同桂を紹介している。
後手の応手は2通り
- 同飛
- 88角成
1-1.△同飛
▲33角 △同桂 ▲24飛
先に飛車を成り、後手の飛車成りに▲26角からの反撃が強烈
1-2.△88角成
▲同玉 △45飛 ▲23角
88角は自然そうな応手。王様が小窓から丸見えである。しかし△45飛と桂馬を払わずに狙うのは難しい。
▲23角は、一見▲22角としたいが、△33角と合わせられると同角同桂と手順に左桂を活用されて宜しくない
実践は1-2で進み、▲23角に△25飛とぶつけられた。
とるやとらざるや?
怯み▲24銀として失敗、左辺に展開した飛車にせめられ、右辺の飛車と銀が遊ぶ形となった。相手の頓死で勝てたが内容は完敗であった。
正解は堂々と▲同飛 △同歩 ▲34角成
34の馬が美濃囲いの金を直射している。1段目に飛車が打てれば金をもぎ取って美濃の急所31に銀を打てるよい格好。
ただし、評価的にはほぼ五分。まだまだ気の抜けない局面が続く。
2.▲33角成~▲88角
後手の応手は
- △36銀 攻めあう
- △43飛 受ける
2-1△36銀 ▲33角成 △37銀成 ▲42馬 △28成銀
攻め合いの様相は美濃囲いの固さがきになる。
2-2.△43飛
もたもたしていると△36銀や△47歩
▲24飛
先に飛車を成れて良さそうだが。。。
羽生善治 vs. 森内俊之 竜王戦 - 無料の棋譜サービス 将棋DB2
竜王戦2003年第一局 羽生-森内戦
が似た局面
△47歩!
▲同歩は△46歩~△36銀と不味く▲49銀 と引くが
△55歩 !▲同角 △54銀
手筋で大駒を近づけて受けらて
攻守交代となった。
▲24飛が自然なようで難しい
2-3.△43飛 ▲45桂 △同桂 ▲46銀
銀桂交換で駒得の差を活かす方針は?
ピヨ将棋で進める
△55歩! ▲同角 △53歩!
ここでも55歩
2-3-1.▲51金引 △43歩
▲同銀と取れない。
2-3-2.▲43金 △44歩 ▲24飛 △41角
自然な24飛の隙にまたまた
微有利か五分の局面が続く。
戻って
候補手はどう選ぶのか
1.▲同桂
2.▲33角成
よって、かなり話を戻すことになるが、居飛車の攻め方として、▲3三角成△同桂▲8八角の筋と、
単に▲4五桂の筋があるが、後者は▲6九金型で無ければ選べない順だということだ。▲6八金型は前者の順を選ぶことになる。
zanの玲瓏 たぶんときどき空を飛ぶ -閉鎖中- 【定跡】4五歩早仕掛け
このような詳説を書いてある方には、本当に感謝しかない。しばらく読み込もう。
所感
私の級位では、64歩型が多くで、45歩早仕掛を見送ることが多い。優勢とまで行かないが悪くはならないことがわかったので、54歩を早めに決めてきた時のみ45歩早仕掛を狙ってみようと思う。
次回
54銀型の構えを「独走銀」と呼ぶらしい
調べる手がかりを得た!