初めの9歩目 対四間飛車 玉頭銀
初めの8歩目より、四間飛車戦を待ち、ついにきた対四間飛車1号局
△43銀型 を早々に決めて囲いへ
▲97歩 △62銀
▲96歩 △32金
初見の形で既に自信無し
▲87歩に △54銀とされ、
77と57のどちらかの歩が受からないことに気づく。何を指しても△54銀と出てきただろうか。
この後は、玉頭に猛攻をうけて耐える展開となった。局後に(泣きながら)調べた結果を記す。
玉頭銀
77(後手なら34)の歩を目標にし、急戦なら居飛車陣の薄い囲いにプレッシャーをかけ、持久戦なら67(後手なら44)の歩をつかせて穴熊の良形にさせない狙いのようだ。
先手の4五歩早仕掛けを見せられた時は△5四歩ではなく△5四銀と出る玉頭銀が有力で先手の居飛車の打倒はかなり難しい。
将棋大図書館
参考サイト
45歩早仕掛けは△54歩型に有効。逆に言うと、△53歩△43銀型に対しては芳しくないようだ。
4五歩早仕掛けの玉頭銀対策を考える - Weblog on mebius.tokaichiba.jp
実戦例
▲55歩~▲35歩~▲38飛
升田_大山戦
升田幸三 vs. 大山康晴 九段戦 - 無料の棋譜サービス 将棋DB2
窪田_佐藤戦
振り飛車、絶妙の手順(5)…窪田義行四段(当時)の妖しく華麗な絶妙手 | 将棋ペンクラブログ
まとめ
- 45歩早仕掛には対策がある
- △53歩43銀型からの玉頭銀に居飛車不満が多い
- 45歩早仕掛は54歩を待って仕掛ける
今後
本譜のように45歩早仕掛けでなくとも玉頭銀を狙われことはありえる。
- 早めに14歩16歩の交換を入れておく
- 玉頭銀には▲55歩反発型を試して覚える